Kakoのいろいろやったこと記

主にUnity関連でやったことをかいていきます

1WeekGameJamで3つの作品制作を完走した感想

ほんとに?

ホントです

unityroom.com
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順番は完成初版投稿完了順

※なにか気になる実装とかあればお気軽にお聞きいただければ!

状況

普通に会社員としてフルタイム働きながら,個人としての案件も少し受託したりしながら,1歳8ヶ月の子どもをいつもどおり分担……したり妻にお願いして見てもらっている間の,夜や朝,仕事休憩,土日で制作!超楽しかった.会社はフルリモートなので,移動時間がまったくないのは正直めっちゃアドだった.
やっている最中は思わなかったけど,あとから見ると,結構無理していたのかも?とも思った.
でも楽しかったからヨシ!

完走した感想

1作品目 : SwingBy

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今回の
「回」
というテーマで4番目くらいに思いついたのが,SwingByという現象そのもので,なんとか作ってみたいなーと思っていたところ,
後述の3作品目,共同開発の山場実装の思考のネストがちょっとヤバすぎて,夜眠いときに実装できないレベルでした.
つまり,木曜夜あたりに突如中途半端に時間ができたため,急遽4時間くらいで制作.完成.アップ.すごない?頑張った.楽しかった.

後述する浅慮による災難により,プレイヤーの方々の希望で追加した,ゲームプレイ内でのランキング追加,クイックリトライボタン追加にめちゃくちゃ苦労しました.まじで.
典型的な「俺は面白いんだけど,これ面白いのかな……」状態でしたが,ウケる人にはきちんとウケていてめっちゃ嬉しかったです.

あとそういえばBGMは自作です.今回というか,以前つくったもので公開してなかったのがあったのと,雰囲気あってると思ったので流用しました.そもそもいろいろAsset使うからこれくらいいいよね
これもそんなに時間かかってないはず.1時間かかってない記憶.手抜き楽しい.

ところでこれは何でしょう?(作者よwwwっわ)
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2作品目 : かいせんおんらいん

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中学生の子に,リモート家庭教師でUnityを教えていたのですが,ふと「土台できてるし,SwingBy流用して2時間の授業中にミニゲーム作ったら面白いのでは?」と思い,実行.
ゲームデザイン,画像の準備は全部その中学生がしてくれました.
正直僕にはこのゲーム思いつけない.

地味にオンライン対応なのですが,こちらはほぼノンストレスで実装.Photonかんたん(殴られそう).

で!
前述の通り,SwingByを流用したのです.

もうおわかりですね?

今回,UnityCollabとCloudBuildをフル活用していたのですが,まぁそれはそれとして
SwingByのプロジェクトを流用するつもりが,なんにも流用できなかったので,完全に全部書き換えていって作りました.
つまり,SwingByはこの時点でUnityCollabにおける残滓しか残っていないのです.

最初,SwingByに似てるし,流用できるやろ!と思ったんです.
実態は,
SwingByはRigidbodyに計算結果を突っ込んで動かしているのに対して,
これはステージの真ん中に見えないオブジェクトがあり,それと船をSpringJointで接続しています.
なーーーーーんも流用できなかった.

なんでこんな浅慮が発生したのかというと,
①前述の通りSwingByは「これ面白いのか……?」状態で,
②ぶっちゃけSwingBy非公開にしちゃってもいいかな,とまで思っていて,
③共同開発もあるから,必ず何かは完成する安心もあって,
まぁ上書きでいっかぁってなったのです.はぁ〜浅慮浅慮.
なんとかUnityCollabのログをヒトトゥヒトトゥ試して,戻せました.普通にビルド成功してるバージョンに戻せばよかったんですよ.今思うと.

そんなこんなで換装を完走した感想でした.はぁ?こちらもランキングやばい.

3作品目 : radical memory

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めっちゃ良くないですかこれ

ラジオから訥々と紡がれる物語.
プレイヤーにできるのは,チャンネルを回すこと,それで彼らの背中を押すボタンを押すこと.

辰砂さんという方と共同開発をおこなった作品です.
最初は,グラフィック全般を!と募集して共同開発に至ったのですが,いろいろ話すうちに,辰砂さんにはストーリーを書いていただくことになりました.あと,ラジオの真ん中の針周辺画像とか背景,机,おまけ要素画像とかも辰砂さんです.
ラジオ本体はアセット,演出はKakoが実装です.演出結構うまくできてませんか?グリッチとか.

まずシナリオが神.そして実装への対応が神.

このゲームの実装,どういう構造かっていうと,
「シナリオをコピペしたらそのままゲームが全部動いてほしい」という欲を完全に実現したものになっています.

つまり分岐は全部辰砂さんががんばって識別記号をかいてくれて,
僕はそれを間違いなく動かすための準備をしまくる,という感じでした.
具体的には


こんなのを書いてもらいました.ヤヴァい.
そして,プログラムもヤヴァい.
結果,ちょっと修正はありつつ無事動きました.

ちゃんとエンドがあって,それも複数あって,ちゃんといろいろあるので,ぜひ楽しんでほしいなと思います.
楽しかった!

ちょっとだけ遅刻しましたが,大満足です.面白かった.

全体通して

楽しかったし,無理した感じもなくて,超人かな?とうぬぼれたくなりましたが,そんなはずもなく,皆さんの作品をやると打ちのめされる思いになったりならなかったりします.
しかし,参加を通じて得られたのは間違いなく充足感と成長でした.
1WeekGameJamはいいぞ.